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JOKER

久しぶりに何も無いにも関わらずやる気のあった休みなので映画を見に行きました。

JOKERです。

バットマンシリーズだとダークナイトしか見たことなくてしかもすっごい暇で本当になんにもやることがなくて死ぬみたいな時にぼけっとみたのであんまり覚えてない。ジョーカーは私の中だとスーサイド・スクワッドです。予告で華麗なるハーレクインの覚醒やっててかっこよかったのでめっちゃみたい。

 

以下感想文

元々洋画得意じゃなくてというのも字幕を追うのが苦手で。とかいいつつここ何年かで映画館で見た映画って洋画ばっかりだなぁ。

夏前くらいに映画を見てたらおもくそ倒れたことがあって、それから映画館がちょっとトラウマでそれ以来だったのでヒヤヒヤしてたけどちょっと頭痛くなる程度でした。

 

ジョーカーが最終形態になってエレベーター▶️階段をおりるのところはアーー!かっこいい!かっこいい!って思いながらみていた。イメージはSEが鳴ってる中バンドマンが現れる的な感じ。
化粧してなくて覚醒もしてない時はあー身近にこんなおじさんいたら…とか思ったので薄情だな自分。とも思いました。

トゥレットという障害があってそれがまた発作が起きると笑いが止まらないっていう、ピエロというキャラクターも相まって悲しくなっちゃいますね。トゥレット、実際になってる人は見たことがないのだけどちょっと前に興味があって調べたりしてたのでその時の知識が前提にあったのはよかった気がする。

わたしは背景フェチというかその作品や人がどうしてこうなったのかを掘ってくのが好きなのでジョーカーも面白いなと思いました。とかいいつつダークナイトとかのジョーカーとは全然ちがくてどうしてこの作品を作ろうと思ったんだろう🤔🤔と思ったり思わなかったり!

 

途中色んなことが妄想であったみたいな描写があるところから見て最後の方もどこからが現実なのか妄想なのかわからないんだけど、物語のまま捉えたとしてジョーカーが精神病棟に入れられずジョーカーのまま生きてたらどうなるのかなと思いました。

例えばそのままカリスマとして扱われて調子乗って化粧をしてない時に女性かなんかにちょっかい出してウザがられてカリスマの仮面が精神的にも剥がれるとか、そうだったらどういう物語が続くのだろう?とかおもいます。

前記事のためにチャップリンを調べてたらちょうど作中に出てきました。偶然すぎるな!

例の「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」という言葉は前記事に書いたように

ポイントでみたら辛かった思い出も生まれてから死ぬまでという規模で見たらまぁ最終的に喜劇と思えれば〜

みたいなニュアンスで捉えてたんだけど、作中でチャップリンの映画を金持ちが笑いながら鑑賞するシーンのところでこれは嫌味的なものにも捉えられるのではないか?と思いました。
ロングショットというのは第三者という意味でもあって、本人からしたら辛くしんどい思い出も客観的にみると滑稽に面白おかしく見えるのではないか、今で言うとSNSで事故現場や人身事故の現場がSNSでバズるみたいなことと同じなんじゃないかなと感じました。
色んなところで溢れてる名言もみかたを変えればそうやってゾッとする意味にも捉えられるのが怖いなぁと思いました。

 

あとは純粋に自分もこの日本の中では弱者だと思うし、(年金払われる気がしないのに払ってるとか、ボーナスがないとか薄給とかそれなのに理不尽な対応をされたりとか)わりと未来のない国の人間なのでざっくりあぁ〜…と共鳴しちゃって辛いな!と思いました。

私が犯罪となることをしないのは、失いたくない物が多いからです。だからもし、これらを失ってでもなにかに危害を加えたいだとか、失うものなど何も無いと思った時が怖いなぁと思います。

わたしは誰かを大切にしたいという感情は誰かに大切にされているからこそ生まれるのだと思うので、そうならないように大切にされるような人間でありたいなぁと思いました。

 

 

以上!本日のリハビリはここまで🐰