愛してる.com

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知らん話をされるととても切なくなる。そんな私のわかんないこと言わないでよ!という気持ちになる。

 

1999年に私は4歳だった。記憶はない。

幼稚園に通っていて11歳で辞めるまで真面目に取り組んだことのなかったピアノを始めたのはそのくらいだった。

 

あの頃の私は世界が終わるかもなんて知らなくてただ毎日ちいさなバスに揺られ可愛い制服を着て幼稚園に通っていた。

 

時を経て2012年頃、マヤ文明の世界滅亡説が出た。私はとても怖かった。たぶんイマイチ信ぴょう性のないオカルト話としてしか盛り上がらなかったのはその頃大人と呼ばれる人達がノストラダムスを経験していたからでは無いだろうか。

たしか2012年の12月後半頃に世界が滅亡するとかって話で、当時の私は明確に終わると言われていた日も覚えていて、超健康優良児で心配性で優柔不断な夜中まで起きてるなんて事がなかった私が日付が変わるのを布団の中でドキドキしながら待っていた。

結局何も無くてとても安心した。

死にたいことも沢山あったのにいざ死ぬかもしれないと思うと怖かった。

 

ついこの間世界が終わるって説あったの知ってましたか?たぶんワニが死んだ日。

ワニも死ぬし、コロナだし、本当に終わっちゃうんじゃねえかなこの世界は、と思ったけど終わんなかったですね。

でもわたしはなんとなくドキドキしながらまたあの日みたいに日付が変わるのを待ちました。実はね!

 

2012年のあの日以来変わったことといえば、私はメガネを辞めコンタクトになり、5キロ痩せメイクを覚え別人みたいだねと言われるようになり(ここまでは自慢)、きっと面白くもないそれなりに真面目に生きてくのであろうと思っていたけど順調にダメ人間になり大学の単位はギリギリだったし、無駄な授業の成績ばっかり良かったし、サボって図書館で本を読み漁ったり映画を見まくったりしたし、就職は卒業式の数日前まで決まらなかったし。

就職したらしたで馬鹿みたいなバンギャルに拍車がかかったし、毎日最低1回は「私は何をしてるんだろうな?」と思うようになって、酒を飲んでは吐いてみたりしてます。

 

おい、高校生の頃の私、8年経つとこうなります。

でも嫌いじゃないぜ。

 

あの頃よりずっと図太く生きれるくらいの根性はついたよね。相変わらずすぐ体調に出る繊細さもあるけどね!

まぁでも体調が回復したそばから何くそと思えるようになったのまじ成長だと思うね。

友達もいるしね。高校の入学の時、友達何人いるの?って聞かれてゼロ人です。って言い放っていた私がね。

 

だから、あの頃描いた大人よりもダメかもしれないけど、ダメだから楽しいのかもしれなくて、泣きながら縋り付くのもまぁ嫌いでもなく、それも人生のうちだと悟ってみたりして、もっと色んな最高も最低も見たいからまだ死にたくないよね。

生きなきゃ、という使命感より死にたくねぇという執着です。誰かに頼まれてやるもんでもないし生きるって。

ねむい!今日も除菌しながら生きる。